雑誌やインターネットの普及により、各方面

の多産地が紹介されました。

岡山もその一つで、いかにも沢山採れるかの

ような取り上げられ方をして、他エリアから

の採集者がどっと流れ込んできました。

昔はそこそこ採れていた岡山も現在は酷い状

況です。片っ端から材を割られ、生木まで傷

つけられ、片付けもしない。椎茸のホダ木ま

で割られている始末です。

樹液木にしても樹皮はめくられ、煙玉(煙幕)

をたかれ真っ青!!挙句の果てには地主さんと喧嘩までする有様です。

このページではそのような惨状(現状)をみなさんに紹介し、ほとんど採れなくなった岡山エリアを

危惧して頂ければ幸いです。



     
岡山県○○エリア
 

このエリアは他の多産地とは違いエリアも狭く、キャパが大きくない。

にも関わらず多くの採集者が訪れます。一部の心無い採集者が多々悪さ

をしており場荒れが激しい。

ほとんどの木で樹皮メクレを剥ぎ取ったり、洞をナタで大きくしたりで

オオクワガタが寄り付かない。

よって現状では多くのオオクワガタが生息しているとは思えません。

しかし雑誌等よく見られる紹介ではたった一日の樹液採集で数頭(しかも大歯)ゲットなどという

あり得ない記事が掲載されており、しかも全景写真で今はもうないポイントの写真が掲載されていた。

10年前と比較して樹液木が1/2程になっている。

 これは田んぼの畦を壊したり、タバコの吸殻や空き缶を捨てていったり、畑の作物を踏み荒らした

 りということで地主さんがご立腹され、伐採してしまうケースが多いためです。2007年だけでも

 3本の木が同上の理由から切られてしまいました。

 もともとそんなに沢山の木があるエリアでは無いので大きな痛手です。

地元住民とのトラブルが多発している。

 地元住民の方々もクワガタ採集者と聞くだけで怒りだすほど、神経質になっています。

 岡山の採集者の多くはこういった現状をわきまえて、地主さんとのコミュニケーションを図ったり、

 理解を求めたりといった事をしているが、事情を知らない他府県の方々とトラブルが多発している

 ようだ。2007年だけでも警察沙汰になったケースを数件聞いております。

 地主さんと初対面
(特に多府県ナンバーの車にお乗りの際)は充分トラブルに気をつけて下さい。

 いくら善良な採集者であっても地元の方々からしてみれば・・・・・

 
初対面=採集者=畑を荒らす=怖い=警察に通報 となってしまいます。

ある畑脇の樹液木にセンサーが取り付けられた。

 よっぽどトラブルが多かったのか、ここまでの事になってしまうとは(>_<)

 すぐに地主さんが駆けつけてくるようになってしまいました。

切った木や古くなったホダ木を焼却処分するようになってしまった。

 以前はそのまま放置されていた材が、一部の心無い材割採集者によって畑や山が荒らされないように

 不必要になった材は焼却されるようになってしまった。

採れても小歯や中歯ばかりである。

 材が少ない(ほとんど無い)ためだと思われるが、このような現象がおこってしまった。

 これは痛い!!



    岡山県◇◇エリア

このエリアは材割採集がメインとなるところで樹液木はほとんど

無い。冬場の週末ともなるとこの狭いエリアに多くの採集者が

来ており完全にキャパオーバーである。

岡山の採集者はこの現状を良く知っており、このエリアには

ほとんど行かないようだ。一度、このエリアを見てみれば良く

ご理解いただけるでしょうし、二度と来ないでしょう。

とにかく材が無い

 見渡す限りの材が割られている。このエリア一帯で樹液木の探索をしたが産卵木になるような木が

 なくなってしまった。

初令、2令がぜんぜん採れない。

 これは個体数の減少から2007年に産卵したメスが極端に少ないということを意味していると思われ

 ます。絶滅までとはいかないまでも激減が危惧される。

マナーが悪いにも程があります。

 私は極力、地元の人を見掛けると積極的に話かけるようにしています。その中で、とある地元住民の

 おばあちゃんとお話させていただいた時の驚きの話が・・・それは怒りをとおりこした悲しささえ

 ただよう声で「椎茸のホダ木をすべて割られてしまった」という話から始まり、この時、「それは割

 っちゃいかん」と採集者に言ったところ、「こんな古い材やったら椎茸なんかでけへんで」と関西弁

 で文句(逆ギレ)を言われたそうだ。それ以来、見かけない人が歩いていると怖いと言っておられま

 した。採集どうこうの前に人間としてのモラルの問題ですが、考えさせられる出来事でした。

 
2008年3月追記

 同行者と共にこのエリアに行きました。昼過ぎに到着してすぐのことですが、車を降りて畦道を歩いて

 いたところ、近所の農家の方と思われる人が走り寄ってきました。

 その方が怒った顔で「あんたらクワガタかカブトムシ採りに来たんか?」と尋ねて来られたので

 「ハイ」と答えました。そうすると「人違いだったら悪いけど、何時間か前に玄関先のホダ木を

 ボロボロにしたんはあなた達か?」と聞かれました。もちろん「違います」と答えましたが、完全に

 疑われていました。「僕たちは今来たばかりで・・・」などと必死の弁解をしてなんとか事無きを

 得ましたが「椎茸までバラバラにしやがって」とかなりご立腹のご様子でした。

 楽しい採集のはずが気分が落ち込んでしまいました。

 私たちは落ち込んだくらいで済みますが、農家の方の心情はと思うと真犯人に怒りすら覚えてしま

 います。


 

最近の雑誌に疑念を持つ

 よく雑誌にこのエリアとおぼしき所が紹介されていますが、確かに昔は材も多かったらしい。

 しかし、雑誌で掲載しているような材は皆無であり、疑いを持ってしまう。

 最近はどんなに歩いてもナタを使わない日がほとんどである。



    岡山県全域

もともとアベマキやコナラが多く、クヌギは少ない。そこにきて面積だけは広いときているので、一箇

所に樹液木がまとまってある事が少なく、”1〜2本の木を見ては車で移動”の繰り返しとなることが多

く効率が悪い。年間に20回以上のポイント探索をしている人でなければ、採集は困難でしょう。

他府県の多産地などへ行くと山が手入れされており、樹液木が密集しているのを目にされると思います

が、岡山はその逆で山を手入れする風習が少ないため樹液木が少ないと言われております。

「岡山は広く浅く」といわれる所以です。

そんな条件を知ってか知らずか、あたかも多産地かのように採集者は訪れます。

これは良いところだけを紹介している雑誌やネット情報の操作によるものでしょう。

上記の2エリアと同様に場荒れが進むと共に、農家の方々の減少(高齢化・過疎化)で手入れがされない

ことによる荒廃が目立ちます。






以下には場荒れの現状を撮影した画像を少しづつ添付していきます。

画  像 コメント
2008年5月発見

岡山ではありませんが香川某所にて

煙玉でいぶされた洞
2008年5月発見

岡山ではありませんが香川某所にて

煙玉でいぶされた洞
樹皮がめくられ、ウロが拡げられ、

ナタで傷つけられた木
樹皮がめくられ"つんつるてん"になっている木
材割採集のあと片付けもせず

あぜ道を覆いつくす残材
洞に煙玉(煙幕)をたかれた木

こんな幼稚な採集をして楽しいのかな?

しかもこの洞はかき出し棒などを駆使すれば

簡単に採れそうなものでした。

こんなので採ってもなんの自慢にもなり

ませんよ!!


片付けもせず、放置された残材

煙玉(煙幕)をたかれた洞

<樹皮をめくり、生木を削り、洞をこじ開けられた無残な木

荒廃した地元岡山の現状を憂いた
ページです。このままでは・・・